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「映画Predatorと俳優」その1です。

 みなさん、こんにちわ。水の心です。

1987年に公開された、SFアクション映画「プレデター

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ターミネータで大ヒットした、シュワルツェネッガー氏の、これまた大ヒット作で、人間狩りにやってきた宇宙人と、エリート軍人の対決を描いた、少年の夢が現実になったような、夢満載の映画です。

私も、強烈に観たくなり、かなり前にブッコフで探し出して、中古のDVD、1と2を手に入れました。

そして翌々週ブッコフに行くと、1、2の2本同梱パックが安価で出ていて、

ガーッデム!シーット!ナンバーテーン!非常にガックリきた覚えがあります。

 

 初代プレデターは、ジャングルとマッチョマンばかりで男臭い映画なのですが、調べていて軍隊経験者が多い事に気が付きました。

そこで今日は「プレデターと俳優」について調べました。

 

 主人公「ダッチ・シェーファー」ことアーノルド氏は、オーストリア最年少18歳の元戦車操縦手。

「ブレイン・クーパー」ことジェシー・ベンチュラ氏がネイビー・シールズ出身。

「ホルヘ・ポンチョ・ラミレス」ことリチャード・チャベス氏が、米陸軍196th歩兵旅団のヴェトナム帰還兵です。

 

 おなじみ、シュワルツェネッガー氏は、50口径90mm砲装備のM47パットン戦車を昨年購入しました。

映画デビュー前は、史上最年少記録の18歳で、永世中立の母国オーストリアで徴兵され、戦車兵として任務に就いています。

 

  その時の話として

「徴兵された時、訓練の初期の段階で何でもかんでも、どんどん上達したよ。

6週間、チェコスロバキアとの国境に沿って、演習をしたり、

戦車の修理と共に、沢山の大きな燃料ドラム缶を、手動ポンプで「格闘しながら」燃料を注いだりで、一日15時間はドライブしなければならなかったんだ」

 

 またMr.ヨーロッパ(ボディビル)大会に、彼は勝手に行ってしまいます。

これによって皮肉にも、

オーストリア軍内「脱走兵選手権大会」のタイトルを獲得した事。

脱柵した2週間、彼の唇は解放されて「モテモテ」。

という2つの結果を生みました。

 

 その脱柵ため、1週間の懲罰房入りになりますが、彼のボディビル大会優勝が上司にわかると、兵役中の信頼度が明らかに増加。

まずはその懲罰が減刑され、その上、2日間の休暇が出されました。

 

 また違うエピソードでは

「ある朝起きたら、自分の戦車がないんだ。

そこで気が付いたのが、悪い停め方・・・パーキングブレーキをかけるのを忘れてたんだよ。戦車は、川に転がり落ちてたんだ。」

 

 何ともおおらかな話で、そんなに深刻な話になってないのがシュワちゃんらしいのですが、大戦中憲兵だった父親のコネもあったのかも知れないし、当時からビルダーとして超有名で、一目置かれる存在だったから、なのかもしれません。

 

 そして「ブレイン・クーパー」を演じるジェシー・ベンチュラ氏ですが、調べると、米国内で最近、騒動になっていた様です。

 

あの映画「アメリカン・スナイパー」原作者のクリス・カイル氏が、2006年に酒場で、ベンチュラ氏を殴った、との事で、

そもそも、その場に他のシールズ隊員がいて、ベンチュラ氏が隊員の態度の悪さに「死んで当然だ」と言ったのが発端らしいです。

 

更に、その事をカイル氏は著作の中で発表。

それに対してベンチュラ氏は「その場にいた事自体が無い」と反論。

名誉棄損などでカイル氏を告訴し、連邦裁判所は、カイル氏の遺族(既に本人は発砲事件に巻き込まれ死亡していた)に対して、日本円で約2億2千324万5000円の支払いを命じたそうです。

 

 また、調べるとベンチュラ氏が公表している「シールズ出身」という経歴も、昔から疑惑になっている様でした。

 

彼は、シールズの水中爆破ベーシックスクールを出て「水中爆破チーム」に所属していました。ですがシールズ本来の26週間の追加の訓練は完了していなかったそうです。

 

ヴェトナム戦争後に、ベンチュラ氏所属の「水中爆破チーム」は解体され「シールズ」に再編吸収された経過があります。

 

ベンチュラ氏曰く

「簡単に言うと、水中爆破チームは、後のシールズとしてリストラ解体したんだ」だそうです。

 

またベンチュラ氏は「水中爆破チーム12」の会員で、

ヴェトナム殊勲賞はもらっているが、ヴェトナム現地で戦闘を見ていない事を指摘されています。(フィリッピンの基地に居たため)

 

 ベンチュラ氏はその殴打騒動の裁判後、2014年に

「シールズや水中爆破チームの会合で、私が歓迎されるとは思えない。

今までは安全だと思っていたが、次からは、誰が私をバスの下に投げ入れるかわからない。これからは、ビクビクおびえて過ごさなければならない」

と語っています。

 

市長に立候補、当選任期終了後、州知事に立候補し当選。

未だ、政治には関心を持つベンチュラ氏。

来日経験もあるプロレス選手で、現在は引退しプロレスの解説がメイン。

弁も立つ方ですが、今回の騒動で、古巣の軍関係各所との間で、残念な結果になってしまった様です。

 

 ざっと見たところでは、ベンチュラ氏をシールズ隊員であるとし擁護するサイトもあれば、思いっきり否定しているところもあり、これは現地で真相に触れない限りは判断が付きません。

 

 ではひとまず「プレデターの俳優」その1の終了とさせてもらいます。

 「映画Predatorと俳優」その2です。 - チャレンジなので。懐古中年、Gose on!

それでは、また次の更新まで!